自分の故郷の習慣が、他の地域では通用しないということがしばしばある。また、同じ食べ物でも味付けや形状が地域によって異なることがある。そして、その違いの多くは、故郷を離れた時に初めて気づくのだ。中国メディア・今日頭条は13日、「日本の関東と関西の『抗争』は、中国の南北の争いと同様に激しい」とする記事を掲載した。

 記事のタイトルは仰々しいが、紹介しているのは専ら食べ物に関する話だ。「関東と関西は、われわれの北方と南方のように、話し方にしろ、気候にしろ大きく異なる。料理もそうなのだ」とし、東京を中心とする関東地域と京都や大阪を中心とする関西地域の食文化の差について説明している。

 関東の料理は東京が主体で、味付けが濃いとした。また、武士の天下だった東京で発達した料理には武士の気質が現れていると解説している。一方、関西料理の特徴は薄味であることで、かつて貴族が多く住んでいたことから、見た目や色彩を重視する傾向にあると伝えた。

 そして、具体的な例として、「だし」のとり方、醤油の種類、もんじゃ焼きとお好み焼き、すき焼きの作り方、卵焼きの味付け、カレーに使う肉の種類、「おいなりさん」の形、一般的な食パンのスライス枚数などを挙げている。卵焼きは関東では甘く、関西ではだし巻きが一般的であるとし、カレーの肉は関東が豚肉で関西が牛肉だとした。また、関東ではお稲荷さんを俵型にし、関西では三角形にすると説明している。

 他にも関東と関西で異なる食文化の例はたくさんありそうだ。そしてまた、東北や九州などの他地域にも、関東や関西とは異なる食文化が存在する。さらに、同じ地域内でも微妙に違う点があるのだ。より多くの中国人観光客に、その違いをぜひ味わってもらいたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)