日本では繁華街などで、深夜にお酒を飲みすぎた人などが路上で寝ている光景を目にすることがある。日本では路上で寝ていても、身ぐるみを剥がされる心配がないためなのかもしれないが、酔い潰れて路上で寝るという行為は日本以外の国では警戒心の薄さを露呈する危険な行為と言える。

 中国メディアの今日頭条は10日、「酔いつぶれて路上で寝る日本人」を写真とともに紹介する記事を掲載し、英国人の写真家であるリー・チャップマン氏が撮影したという写真を紹介した。記事は全部で10枚の写真を掲載しているが、いずれの写真にも日本の若者が路上の階段や植木などを枕にして寝ている姿が映っている。

 これらの写真が真実なのかどうかは分からない。しかし、記事は「日本では地下鉄の駅など公共の場所で酔っ払って寝ているビジネスパーソンがいる」と紹介し、周りの日本人も見慣れた光景であるため、「路上で寝込んでしまう人を怪しいとは感じない」と紹介した。その理由については、日本では仕事のストレスが大きく、日本人は毎日とても疲れているがゆえに、ついつい呑みすぎてしまうためだと論じた。

 この記事と写真を見た中国人は、日本について何を思うのだろうか。確かに中国では酔っ払って路上で寝ている人を見かけることはまずない。酔いつぶれるということは中国人にとって「メンツの立たないこと」であり、友人同士の酒席ならまだしも、ビジネス上の席では酔いつぶれることは厳禁と考えられているためだ。

 記事には中国で「酔いつぶれて路上で寝ている人」がいない理由について「わが国の道路は座ることすらためらうほど汚い。寝るなんてもってのほかだ」、「誰かが吐き捨てた痰があるかもしれないのに、寝転がるなんで無理」といったコメントが寄せられていた。中国では痰を吐く人が少なからず存在していて、「悪習」であると批判の声も根強いが、いまだに痰吐きは根絶できていない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)