中国では間もなく建国記念日に当たる国慶節の8連休を迎える。日本を含めたアジアの観光地にとっては絶好の書き入れ時になるが、今年の韓国は完全に「蚊帳の外」状態になりそうだ。中国メディア・海外網は13日、韓国メディアが国慶節連休で韓国観光業が挽回できるチャンスがないとの見方を示したことを伝えた。

 海外網は、韓国・聯合ニュースが13日、「中国ではゴールデンウイークを迎えようとしているが、期間中の中国人観光客の売上が30%以上減るという予測に、韓国の免税店業界は笑えない。今年は600万人以上の中国人が国慶節連休中に国外旅行をするとのことだが、韓国はもはや中国人観光客に愛される選択肢ではなくなった」と報じたと伝えている。

 韓国の旅行業界にしてみれば、1年前の活況が遠い昔のようだ。昨年の国慶節連休中、韓国を訪れた中国人観光客はのべ25万人と前年同期比で19%増加した。その半数がロッテ免税店を訪れ、中国人販売額の売上も前年同期比27%増を記録していた。

 しかし今は「すでに数カ月連続して中国人観光客を接待していない。中国人専門の旅行会社は9割がすでに休業状態だ。今は中国人観光客の訪韓は凍結状態だ」との声が韓国旅行業界から聞こえてくるという。しかも、高高度防衛ミサイル(THAAD)の追加配備で中間関係はさらに緊迫化し、国慶節連休の中国人観光客はさらに減るとの見方が出ているようだ。記事は韓国の旅行業界関係者が「去年は書き入れ時だったが、今年は本当に全く期待できない」と語っていることを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)jackmalipan/123RF)