現代において、海外で活躍する日本人は数えきれないほどたくさんおり、その分野は実に多岐にわたる。彼らの中には、日本社会に存在する様々な不文律や縛りに窮屈さを覚え、海外に飛び出したという人も少なくないようである。中国メディア・今日頭条は10日、「日本人ですら受け入れられない、5つの日本文化」とする記事を掲載した。
 
 記事は「日本人の性格や文化の多くは、外国人から見て優秀に思える。公共の場所で騒がない、ゴミを分別する、まじめに働く、他人に迷惑を掛けないといった点だ。しかし日本には、日本人でさえ受け入れられない日本人の文化的な特性もあるのだ」としたうえで、日本人も内心「キツイ」と思っている日本社会の特徴を5つ挙げている。

 1つ目は「一緒に話し合うはずの場で、相手に反対する意見を言うとすぐに相手から反論を浴び、場合によっては怒りを買うこと」とした。上司や年長者との関係のみならず、友人や同僚、クラスメイトどうしでもこのような状況が起こると説明した。

 2つ目は「多数意見こそ真理という雰囲気のなか、たとえ異論があったとしても面倒を避けるために黙っている」こと。3つ目は「曖昧かつ婉曲的な日本語に基づく社会において、いちいち空気を読む必要がある」ことだ。

 4つ目は「マイノリティや、他人と違うことに対する奇異の目」。その一例として、地方出身者が東京で方言を使用した時に感じる周囲の冷たい視線を挙げている。そして5つ目は「何事も杓子定規に物事を進める必要がある」こととし、時としてルールを守り過ぎたり、規則を神聖不可侵のものと考えたり、あるいは自分の定規を他人に当てはめて「善意という名のお節介」をしたりといったケースがしばしば生じることを伝えている。

 記事は「日本は礼節とルールを重んじる国で、インフラや福祉も充実している。しかし、自由に暮らしたい人にとってはくたびれやすい場所なのだ。物質的な便利では、精神上の自由を得ることはできず、かえって煩わしさや息苦しささえ感じるのである」と評した。

 外国人はともかく一部の日本人さえも息苦しさを感じる日本社会の慣習だが、このような慣習の下で日本が経済的にも社会的にも発展を遂げてきたことは否定できない。緩やかな改善や変化はあるかもしれないが、きっとこの先も日本社会が持つ窮屈さが簡単に消え去ることはないだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)