人間には触覚、嗅覚、味覚、聴覚、視覚という5つの感覚が備わっている。物を食べるというのは、五感全てを総動員して楽しむことができる行為なのだ。中国メディア・今日頭条は8日、人間の五感を最大限生かした特別な食事体験を味わうことができる日本のレストランを紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、今年東京・銀座にオープンしたSAGAYA 銀座にある個室「月花」だ。この個室は日本のデジタルアート集団のチームラボが設計したもので、毎日8人の予約客しか受け入れないとし、料理は高級佐賀牛をメインとした12品からなり、使われている食器も有田焼や古唐津焼といった佐賀産のものである説明した。

 そして、この個室最大の特徴として「壁やテーブルにプロジェクションマッピングを取り入れ、空間全体が1枚の絵になるような照明やアニメーションの演出を行っている」点を挙げ、「客は料理を楽しむ際、食べ物の味や香りのみならず、その場でサクラや森、滝といった日本の風景を感じることができるうえ、BGMも風の音や水の音、鳥の鳴き声などその都度変化する。食べ物以外の日本的美学が感じられるのだ」と伝えている。

 さらに、プロジェクトマッピングがあらかじめセットされた動きをするものではなく、客の行動に合わせて変化することを「最も素晴らしい点」と評価した。

 「月花」でのコース料理は、空間使用料含めて1人3万円で、これに別途ドリンク代、消費税、サービス料が加算される。庶民にはなかなか手を出せない値段ではあるが、中国の富裕層には喜ばれるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)