中国を旅行中、列車の車内などで親しくなった現地人が、かなりの確率で「これ食べなさいよ」と勧めてくるのが、スイカの種やヒマワリの種に塩や香辛料の味を付けた「瓜子」(グワズ)である。中国の人たちは瓜子が大好きなのだ。

 中国メディア・今日頭条は7日「外国人にとって瓜子はどんな存在か」とする記事を掲載した。記事は、瓜子が中国人にとって欠かせないおやつの一つであり、どの家にも常備されていると紹介。「中国人は家でテレビを見たり、おしゃべりしたりするとき、瓜子がないとダメなのだ」としている。

 そのうえで「瓜子は決して世界的な食べ物ではないことを知っているだろうか。もし外国に行けば、瓜子が必ず簡単に買えるとは限らない」と指摘。ロシアでは瓜子は高級品と見なされ、相対的に高い値段で売られているとし、中国のように次から次へと際限なく食べられる品物ではないと伝えた。また、韓国人はそもそも瓜子が食べられるものだとは知らず、どうやって食べていいかも分からないとした。そして、実際に食べてみて初めてこのおやつが非常においしいことを知るのだ、と伝えた。

 そして、日本人については「中国人はどうして鳥のエサを食べるのか、理解できない」と説明。「中国で動物に与えるような食べ物が、外国で人間の食べ物として扱われていたとすれば、中国人はきっと理解できないだろう。日本人も中国人の瓜子に対して同じような感覚なのだ」と解説した。

 一方で、中国にいる時と同様に存分に瓜子をおやつとして楽しむことができる国もあるようだ。記事は「アメリカ人もこの手のおやつが大好き。もしアメリカに行くのであれば、瓜子が手に入らないという心配は無用だ」としている。

 アメリカにおけるヒマワリの種の愛されっぷりは、テレビのメジャーリーグ中継でしばしば映るダッグアウトの光景を見ればよく分かる。種には栄養が詰まっているので、少々食べる分にはいいが、たくさん食べれば脂肪分の過剰摂取になる。そして中国の瓜子は結構しょっぱいので、塩分もとりすぎることに。しかし悲しいことに、一度食べ始めた手を止めるには相当な精神力が必要なのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)