日本人にとって、もはやなくてはならない存在となったコンビニ。中国にもコンビニは数多く存在しており、都市部には日本の大手コンビニも出店している。だが、中国のコンビニでは日本と同等の品揃えやサービスは期待できないのが現状だ。

 中国メディアの36氪はこのほど、日本のコンビニはまさに「利便性」という言葉を体現した存在であることを伝え、「あらゆる場所にコンビニが存在する日本は、あらゆる場所に利便性があるのと同じ」と論じる記事を掲載した。

 記事は、セブンーイレブンの崇拝者であるという中国人の手記として、まず日本最大手のコンビニチェーンであるセブンーイレブンについて、2500種類前後の商品が販売されており、その商品は「コストパフォーマンスが非常に高い」と紹介。この中国人は香港経由で日本を訪れたそうだが、香港の空港内にもセブンーイレブンがあったため、つい立ち寄ってしまったと伝えつつ、「空港内のレストランは料金が高いが、セブンーイレブンならば美味しい弁当が安く買える」と満足げだ。

 また、中国にもコンビニは存在するが、日本の方が「圧倒的に多い」と伝え、日本は都市部であればちょっと歩くだけで様々なコンビニが存在することを紹介。各コンビニでは地域の特性に合わせた商品を取り揃えていて、ホットスナック、お菓子類、お弁当類、お酒、日用雑貨など、生活に必要なものは何でもあると強調した。

 さらに、様々な日用品の購入だけでなく、公共料金の支払いや、映画や遊園地の入場チケット購入もできること、ATMですぐに現金を引き出せること、コピーや写真が現像できること、おまけにトイレも自由に使用できる日本のコンビニは、まさに「利便性の塊」であり、この利便性の塊があらゆる場所に存在するということは「日本人は日常生活において、それだけ利便性を享受できていることを示す」と論じた。

 今、多くの中国人が日本を訪れているが、日本のコンビニで買い物をする機会も多いようで、一部コンビニでは中国のモバイル決済サービスを導入するといった対策を行っている。中国のコンビニにも弁当や食べ物は売っているが、品揃えやサービスといった点ではまだ改善の余地があるのが現状で、中国人が日本のコンビニの「周到さ」に驚くのも無理はないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Jongjet Khlueanthong/123RF)