子どもの教育は、正解が見えないだけに親にとっては非常に悩ましいテーマである。子どもの成長を通じて、親も共に成長していく必要があるとも言えるかもしれない。教育で悩むのは日本も中国も同じだ。中国メディア・今日頭条は5日、日本の母親によく見られる子どもの教育方針について紹介する記事を掲載した。

 記事は「中国人は反日感情が強い。しかし、日本にはわれわれが参考にすべき点もある。日本の教育は、生活能力や生活習慣を培うこと、社会の秩序やルールを守ることに重点を置いているのだ」としたうえで、その特徴を10カ条として紹介している。

 最初の5つは「人に会ったら自分からあいさつし、何かもらったり助けてもらったりしたときは必ず口や書面で感謝の意を示す。他人に迷惑を掛けた時にはその場で謝る」、「図書館のような公共の場では、話し声を他人に聞こえない程度に小さくする」、「パパに言いたくないことはママにだけは伝える、もしくはその逆でも良しとする」、「1度目のウソは許すが、それ以上のウソは友人を失い一生後悔するので許さない」、「ケンカは道具や歯を使ったり、目などを攻撃したりしなければ思う存分やっていい」というもの。

 ウソについては特に悩ましい。子どもは生まれながらにしてウソをつく訳ではないから、どうしてウソをついたのかを考えてみる必要がある。単にウソを咎めていては、いつまでたってもウソをつく癖は治らない。

 残りの5つは「落とし物は絶対に自分のものにしてはいけない」、「人からもらった食べ物やご飯がおいしくないときは、まずいと言わずにお腹いっぱいですと断る」、「食べ物と命の尊さを考え、自分が食べる分だけ盛り付ける」、「時として全体や他人の意見に従う必要もあるが、自分の考えは心の中に持っておく」、「人はそれぞれに異なる長所を持っている。他人との比較は無意味」となっている。

 記事が示した10カ条は確かにその通りに教育できたらいいなと思うものが多いように見受けられるが、実際はなかなかそうもいかない。ケンカは相手にケガさせはしないかと心配になるし、ほかの子よりも能力が劣る点があるとつい気にしてしまうというのが親の心情ではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)