中国のネット上ではしばしば、日本で100年以上続く企業が数多く存在することが紹介されている。そんな中、中国でも広く知られている、ある日本の大手電機メーカーも、間もなくその仲間入りをしようとしている。

中国メディア・今日頭条は、来年3月に創業100周年を迎えるパナソニックが製作した記念CMを紹介する動画記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、同社が創業100周年を機に立ち上げた「Creative!」キャンペーンのCM動画だ。動画には綾瀬はるか、西島秀俊、遠藤憲一などが出演し、同社が100年の歴史の中で生み出してきた製品を振り返りつつ、次の100年をつくろうという意気込みを伝える内容となっている。

 記事は「間もなく100年の老舗になろうとしている同社にとって、記念の意味合いがあるこの広告には、気持ちや思いが詰まっている。代々の社員がより良い製品を生み出すために努力し、開拓してきた足跡を見ることができるのだ」と評した。

 動画を見た中国のネットユーザーからは「敬服する」、「小さいころ、家にナショナルの録音機があった。性能がとても良かったが、後になってナショナルが日本の松下であることを知った」、「小さいころから生活の至るところに存在してきた。自分の生活の質を改善してくれる忠実なパートナーだった。松下よ、100歳おめでとう」、「われわれ1960年代生まれは松下に対する思い入れがある。80年代から家に録音機やテレビ、ビデオ、エアコンが入ってきた。真っ先に選ぶのはいつも松下だった。このブランドにはガッカリさせられたことがない。松下よ、100歳おめでとう」といったコメントが寄せられた。

 日本人の暮らしにおいてはもちろんのこと、特に1980年代の改革開放初期以降の中国人の生活においても松下、ナショナル、そしてパナソニックという名前は欠かせないものだったようである。日本のテレビでまだ「明るいナショナル、明るいナショナル・・・」という歌が流れていたころ、中国でも「みんな、ウチじゅう、何でもナショナル」だったのだ。(編集担当:今関忠馬)