地震の多い日本では、家屋の造りが中国と大きく違っている。中国メディアの今日頭条は1日、日本の住宅建築の品質の高さを称賛する記事を掲載し、日本人の仕事ぶりを「まじめで信用できる」と評価した。 

 日本の一般住宅建築の特徴は何だろうか。記事はまず、日本の現代の木造建築は鉄筋コンクリートで基礎を据えているため「足元は重く頭は軽い」と表現。昔と比べて全体の強度や耐震性、防湿、保温により優れていると称賛した。

 では、日本の建築にはどのようなところに日本人の「仕事に対するまじめさ、信用性」が見られるのだろうか。記事は、工程ごとに、黒板に工事名、工種、日付などを記し写真に収めていると紹介。例えば、鉄筋組立完了、断熱工事の養生・吹付・凸部削り、太陽光発電設置工事の着工前・着工後などだ。さらに、要所では保険会社による現場検査が入り、施工状況を確認していることにも着目している。

 また、別の点としてそれぞれの資材にもこだわりがあると紹介した。外壁には透湿防水シート、ガラスには遮熱性と断熱性の高いLow―Eガラス、ベランダには繊維強化プラスチックであるFRP防水材、そして屋根裏には防火石膏ボードというように、いずれも選び抜かれた資材を使用している。しかも作業は細かく、窓などにはきちんと養生を行い、くぎなどの穴を埋め、管のために壁に開けた穴をきれいに閉じている写真を示した。これを見ると、中国の建築作業はいかにいい加減かがよく分かる。

 中国の家と日本の家との大きな違いは、施工業者を信用できるかどうかだろう。中国では、日本のように施工業者が責任感を持って作業をしてくれることは期待できず、不備があればその場ですぐに抗議しないと直してくれないため、施工主が頻繁に見に行かなければならない。また、丁寧に作業しようという心意気がないのか、養生が適当で塗料がはみ出しているのはよくあることだ。改めて、日本の建築業者の質の高さを感じさせられる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)