中国メディア・今日頭条は2日「ますます多くの人が日本旅行に出かけるのはこういった理由からだ そして中国はその逆を行っている」とする記事を掲載した。

 記事は「日本を訪れるみんなが抱くはっきりとした印象の1つが、日本の街にチリ一つ落ちておらず、ゴミを見ることがとても少ないことだ。この表面的な取り組みはとても素晴らしい。しかし、一部の留学生によれば、人目に付かない場所には多くのゴミがあるという。少なくとも彼らは表面の部分において清潔を保ち、多くの観光客を引き付けている。一方中国は、観光地のゴミの多さが争い難い事実になっており、ため息をつきたくなる」とした。

 確かに一部の繁華街や路地にはゴミやたばこの吸い殻が散乱している場所もある。しかし「日本は表面的な部分で清潔を保っている」という考え方には賛同しかねる。「とりあえず表面的な部分をきれいに見せよう」と考え方はむしろ、中国の社会に当てはまるのではないだろうか。

 記事はまた「日本製品は中国人の生活においてとても重要な位置を占めている。外国製品やブランドものを崇拝する心理もあるが、日本の商品が精緻で、価格も質も理にかなっている点が大きいのだ」とした。さらに、中国の女性が恥ずかしがって外国人観光客に英語を話さないのとは対照的に、日本の女性はオープンで活発であり、知らない人と積極的に交流すると指摘。「これも観光客にとっては魅力の一部になっているのだ」と伝えている。

 そして最後に「日本の観光分野における発展経験を学ぶことは、わが国の観光業の開発にとってとても重要なことなのだ」と結んだ。

 記事の結論部分はともかくとして、記事の内容自体はいささか的を外しているように思える。中国のネットユーザーからは「中国の観光地は、入場料を値上げすることしかしない」、「多額の入場料をとって、至るところでぼったくりがあって、誰が来たがるというのか」といった声が寄せられているが、こちらの方が中国の観光業が抱える問題の1つとして当を得ているのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:CNSPHOTO)