日本を訪れる外国人を国籍別に見てみると、最も多いのはお隣の中国人だ。日本政府観光局によれば、2016年に日本を訪れた外国人客は2403万9700人に達したが、中国人の数は637万3564人に達し、全体の実に26%以上を占めた。

 近年は中国で大型連休を迎えたり、日本で桜が開花したり、紅葉の見頃を迎えるたびに多くの中国人が日本を旅行で訪れている。

 事実、中国では人気の渡航先に毎年、日本の名前が挙がっていて、日本旅行ブームが起きていると言っても過言ではないほどだ。しかし、日本では中国旅行がブームになるようなことはなく、日本人が中国で何かを爆買いするようなことも起きていない。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人の間で日本への旅行が人気となっているのに、日本人の間では中国旅行は人気がないのは不公平だとする一方で、「なぜ日本人は中国を訪れたがらないのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、世界には数多くの観光地や景勝地があるのに「なぜ日本ばかり人気なのか」と不満を示す一方、日本は中国から地理的に近く、中国では日本に関する情報も少ないためか、「好奇心をそそられる国であるのは確か」であると主張した。逆に日本人にとって中国は同様に近い国であるはずなのに「なぜ日本人の間で中国旅行は人気がないのか」と疑問を投げかけ、その理由は「日本では中国のマイナスの面ばかり注目され、中国のイメージが良くないからだ」と主張し、イメージさえ良くなれば中国を訪れる日本人は増えるのではないかと期待を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:CNSPHOTO)