東京を訪れる中国人観光客の多くが足を運ぶ観光スポットの1つが、台東区にある上野公園だ。何と言っても3月終わりから4月初めのサクラの季節に、数多の中国人観光客がやってくる。もちろんそれ以外の季節に訪れる人も少なくない。中国メディア・今日頭条は8月31日、「さすがは、東京一の公園だ」として上野公園を紹介する記事を掲載した。

 記事は上野公園について「とても歴史がある、日本初の公園。元は日本の皇室が所有していたが、その後当時の東京市に下賜された。そのため『上野恩賜公園』という名称になっている」と紹介。そのうえで「さすがは東京一の公園だ。京成上野駅の出口から公園に入って北に進めば美術館、神社などのスポットがある。野球場もあり、子どもたちがプレーする姿に足を止める人も少なくない。さらに進むと東京国立博物館に行き着く。動物園や上野東照宮を見て戻ってくれば、博物館や美術館の中に入らなくても最低1時間は必要だ」と説明している。

 さらに、同公園が無料で市民に開放されていること、お年寄りや子どもたちで賑わいながらも、騒々しさや人が込み合った感じはないこと、公園近辺のレストランや食堂も非常においしいことを紹介。「東京に滞在するなら、宿は上野公園付近がいい。交通が便利だし、浅草寺や東京スカイツリーといった見所や遊びどころが付近に集中している。そして、美術館や博物館に興味がある人は、上野公園だけで1-2日費やすことになるだろう」と伝えた。そして最後に「サクラの時期は早く行くこと。さもないと、おしくらまんじゅう状態になる」とアドバイスしている。

 上野は近世、近代、そして現代が融合した、日本人にとっても外国人にとっても非常に魅力的な街。そのシンボルと言える上野公園が人気スポットになるのもうなずける。今日も西郷さんが愛犬とともに、多くの人でにぎわう上野の森を見守っている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)orthone/123RF)