言葉は時代の流れとともに変化していくもの。世相に合わせた新語・流行語が次々と生まれてくる。特にインターネットが発展したことによるネットスラングは、追いかけるのも大変。それは日本も中国も同じだ。中国メディア・今日頭条は8月30日、日本には中国で次々と生まれるネットスラングを盛り込んだ中国語教科書があるとする記事を掲載した。

 記事は「中国文化の日本に対する影響は非常に深い。そして中国学習ブームが日本でも徐々に広がっており、現在中国で流行しているネットスラングが中国語教材の主なコンテンツになっている」としたうえで「不差銭」(お金は問題ない)、「裸婚」(お金も家も車もない結婚)など、近年中国で流行している言葉とその解説を取り上げたテキストの写真を掲載した。

 ちなみに紹介されたテキストが取り上げているのは2009年に流行した言葉とのこと。もうすでに8年の時間が経過している。「不差銭」、「裸婚」は今でもよく見かけるが、一方であっという間に使われなくなった言葉も少なからずありそうだ。

 記事を読んだ中国のネットユーザーは「日本はさまざまな面から中国を知ろうとしている」、「日本は絶えず中国を研究し続けている」、「われわれは日本の新語について何を知っているだろうか」といった感想が寄せられている。また「これは別に可笑しいことじゃない。彼らが外国語を学ぶのは実用のため、われわれが外国語学ぶのは試験のためだもの」、「日本人は地に足を付けて努力しているのだ」といった意見もあった。

 一方で「しかし、こんな新語を学んで役に立つのだろうか」、「日々変化していく流行語には、そもそも何の養分もない」という批判的な見方をするユーザーもいた。もちろん、中国語の基本的な部分を修得しなければ話したり読み書きしたりできるようにはならない。しかし、中国の今を知るためにはやはり、どんな言葉が流行っているのかを知っておく必要はあるだろう。全く役に立たない、ということはないのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)