中国メディア・今日頭条は4日「日本の『自殺の森』で、行方不明の中国人留学生の遺体が見つかった」とし、日本在住の中国人留学生に生活上での注意を呼びかける記事を掲載した。

 記事は「近ごろ日本では中国人の惨劇が相次いで発生している」とし、7月には横浜で中国人姉妹が殺害され山林に遺棄される事件が、8月21日には静岡で中国人研修生の男女が死傷する事件が発生し、同30日には北海道で失踪した中国人女性の遺体が見つかったことを紹介。そして、同10日に行方不明になっていた横浜国立大学の中国人留学生が、同29日に富士山のふもとにある青木ヶ原樹海で見つかったと伝えた。

 この中国人留学生は、同15日午前1時ごろに横浜でタクシーに乗車し、運転手に青木ヶ原樹海へ行くよう告げたという。不審に思った運転手の質問に対しては「友だちとの待ち合わせ」と答えたとのことだ。同3時過ぎに樹海の入口に到着すると、留学生は料金を払ってタクシーを降り、運転手がその後警察に通報した。

 この留学生は同22日に同大学の修士課程入試を受ける予定だったそうだ。行方が分からなくなった10日の夜には母親とビデオ通話をし「問題ない。心配しないで」と語ったという。母親は「息子が自殺するはずはない」と語っている。

 記事は「若い時分に両親から離れて、見知らぬ国で1人がんばる留学生たちは、学業に加え、情緒や経済、就職といった問題を抱えており、焦燥感に駆られやすい。彼らは弱い所を見せたがらず、両親にも心配をかけたがらない。すべてのプレッシャーを自分の心に閉じ込めてしまい、死による解放を求めるしかなくなってしまうのだ。日本は大きなストレス社会。もし友人が日本で留学しているなら、がんばってと励まさず、人生は長いのだから疲れた時には立ち止まってみよう、と声をかけるべきだ」と論じた。(編集担当:今関忠馬)