日本人が中国を訪れて驚くのはどのようなことだろうか。汚染のない澄んだ空気に驚いたり、街の賑やかさに驚くかもしれない。異なる文化を肌で感じる時の感想はそれぞれだが、多くの中国人が日本を訪れた時の感想に必ず含まれるのがその清潔さだ。

 中国を訪れたことのある人ならば、中国の街中にゴミがたくさん落ちている光景を見たことがあるだろう。日本人にとってはごく当たり前の清潔さだが、中国には日本ほど清潔な場所はほとんどないという声も多い。中国メディアの今日頭条はこのほど「アジアで最も清潔な国」として、日本を称賛する記事を掲載した。

 記事は、多くの中国人は「アジアで最も清潔な国はシンガポールだと思うかもしれない」としつつも、それは、シンガポールは国土面積が小さいゆえに管理しやすいからだと推測。しかし、日本は1億人を超える人口がいるにもかかわらず、農村部の道路も都市部と同じように清潔に保たれていることが驚きなのだという。都市部の主要道路を管理するのは容易だが、本当にすごいのは「裏道に入ってもゴミが散らかっていないこと」であり、これには感服せざるを得ないと論じた。

 中国の街には路上に多くのゴミ箱が設置されている。また定期的に清掃員が道路を掃いてゴミを回収し、道路に水を撒きながら清掃して走る清掃車も巡回している。ゆえに主要道路は清潔に保たれていると言えるが、歩道や路地に入るならそこにはゴミが捨てられていたり、液体の物を捨てるために道がネバネバしていることもある。

 日本の道路が清潔な要因としては「日本はゴミの管理が非常に厳格になされており、細かく分別して処理されること」のほか、ゴミをポイ捨てしない日本人の民度を挙げ、日本の清潔さはとにかく「中国とは比べ物にならないほど」であると称賛した。中国人からすると日本の観光名所や歴史的建造物の周辺の街も清潔であることで、よりいっそう印象に残るのかもしれない。日本の清潔さは外国人に好印象を抱かせる重要な要素となっており、今後も清潔さが維持されるよう努力していく必要があるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)