昨今、日本を訪れる中国人が増え、多くの中国人が日本の文化に興味を抱くようになってきている。その証拠に、日本を訪れる中国人の目的が、買い物から体験へと移ってきていることが挙げられる。

 中国メディアの今日頭条は23日、中国人から見て、日本人と日本文化は非常に興味深いと伝える一方で、日本文化は世界的に見ても「非常に独特」である背景について考察している。

 記事は、日本文化が独特である背後には「日本が時代に応じて、その時代の先進的な文化を積極的に学び、吸収してきたこと」が挙げられると紹介。特に日本文化には中国とオランダが大きな影響を与えてきたとし、日本人の精神面において、中国文化は大きく関わっていると指摘。儒教や朱子学は武士階級に積極的に受け入れられたとしたほか、江戸時代の鎖国中にはオランダから天文学や数学などさまざまな学問を導入し、こうした導入のもとで日本文化の基礎ができあがっていったのだと論じた。

 さらに、「文化の発展に自尊心は大切であり、自尊心は民族発展の基礎となるが、その自尊心ゆえに他文化を受け入れずにいれば、その民族の発展は見込めない」と指摘。日本人が優れているのは「外国から優れた文化を導入する一方で、自らの文化は決して捨てず、自らの解釈のもとで外国の文化と自国の文化を融合したこと」にあるとし、これによって日本文化は独特な存在となったのだと論じた。

 最後に記事は、日本の文化について詳しく調べてみると、「日本人の自信と向上心が見えてくる」とし、それは敬うに値すると結んでいる。記事で紹介されていたことがすべてではないが、多くの中国人が日本や日本文化に興味を抱いていることは非常に喜ぶべきことだ。こうした日本文化と日本人の向上心が今後も失われないようにしていきたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)