物事を究極的なところまで突き詰め、技術を磨きあげる日本の職人気質。その成果は、人びとを驚かせるさまざまな作品やサービスとなって体現される。中国メディア・今日頭条は28日、そんな日本の匠の技を見ることができるCM動画を「300回は繰り返して見る価値がある」と紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、以前日本航空が発表した「The Art of J」をテーマとする3種類のCM動画だ。「それはまさに芸術映像のようであり、日本の職人気質が余すところなく表現されており、『変態』の極致とさえ言うべきものなのだ」と説明している。

 1つ目の職人芸は、寿司職人が黙々と握っていく握りずしの重さを1つ1つ量っていくと、みな27グラムで揃っているというもの。「職人の精妙な包丁遣いと握りの技術に恐れ入る。そしてその様子の美しさに、10回は繰り返し再生してしまった」と評した。

 2つ目は、折り紙の芸術だ。わずか1センチメートル四方の折り紙を使って千羽鶴を折っていく様子が映されており、最後はその折り鶴を枝に吊るしてモミジの葉に見立てた盆栽が完成する。記事は、小さくとも精巧に折られた鶴に感嘆するとともに、映像の美しさについて「とても1度再生するだけでは堪能しきれない」と感想を残している。

 そして3つ目の映像で紹介されているのは、日本の華道だ。「和服を着た芸術家が、枯れた2本の木に瞬く間に美しい装飾を施していく。その画面を見るだけでも美しさが伝わってくる。最後は枝で世界地図を表現しているのだが、そのアイデアにも脱帽だ。そしてやはり、映像が美しいのである」と伝えた。

 それぞれの卓越した技術には、日本人であっても驚きと敬服の気持ちを覚える。ただ、広い中国のこと、人びとを喜ばせ、感動させるような優れた技術を持った人は少なからずいるのではないだろうか。これまで日の目を見る機会がなかっただけで、「匠の精神」が求められるようになったこれから先、中国各地から「職人」が次々と発掘されるようになるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)