中国メディア・今日頭条は25日、日本の温泉が海外に広まったのは最近の話ではなく、100年以上昔のことであるとする記事を掲載した。

 記事は「温泉王国の日本では、ますます多くの外国人が温泉のとりこになりつつある。では、日本の温泉はいつから世界の人に認識され始めたのだろうか。そしてどうやって世界的な知名度を高めたのだろうか」としたうえで、外国人の日本の温泉の歴史について紹介している。

 まず、日本が上流階級の外国人の間で広く注目されたのは今から100年あまり前のことで、彼らは日本が持つ独自の文化や美しさに驚き、なかでも温泉に注目したと説明。温泉をはじめとする日本文化の宣伝に一役買ったのが、明治維新後に日本政府が西洋の技術を学ぶために呼び寄せたお雇い外国人であり、その1人であるドイツの医師ベルツは特に温泉の魅力に惚れ込んだことを伝えた。

 記事によれば、ベルツは日本に近代医学を伝える一方で温泉治療に興味を興味を持ち、草津や伊香保に足しげく通い、箱根には別荘を建てたという。そして、ドイツ政府に対して先進の温泉治療法を持つ国営温泉施設の建設を促したとのことだ。

 また、ベルツと同じ時期に来日したオランダの薬学者ゲールツも日本の温泉に興味を持ったと紹介。温泉中の鉱物質を詳細に分析して欧州に温泉療法を広めるとともに、鉱物の種類や含有量に基づいて日本の温泉を11のタイプに分類する功績を残したと伝えている。

 暑い日はついついシャワーで済ませてしまいがちだが、暑い夏の日こそお湯に浸かって体の疲れをとるとともに発汗を促した方がいいようである。まだまだ残暑は厳しいが、近場の温泉に行ってさっぱりとしてみてはどうだろうか。温泉上がりのビールはきっと最高だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)eariewboo /123RF)