中国の学校では9月から新しい学年が始まるのに対し、日本では4月から新しい学年が始まる。2018年4月までまだ時間があるものの、日本ではすでに新小学1年生のためのランドセルが販売されている。

 中国メディアの今日頭条は28日、日本の小学生のランドセルはどんどん値上がりしていると伝え、「少子化の影響でランドセルの価格が変化しているのではないか」と論じる記事を掲載し、高額な日本のランドセルに驚きを示した。

 記事はまず、日本では「ランドセルが徐々に値上がりしている」と指摘されていることを伝え、日本のデパートで販売されているランドセルの平均価格は5万8000円(約3507元)で、16年と比較して5%も値上がりしていると紹介した。そして、少子化に伴い、1人の子にたくさんのお金をかけることができたり、SNSで発信するためなどの理由で、個性的な子ども用品が増えつつあり、子どもの数が比較的多かった1980年代と比較して価格も約2倍になっていることを紹介した。

 また、ランドセルの大きさは10年前の主流はB5サイズの教科書が入るサイズだったが、今ではA4サイズが入るランドセルが増えてきて、だんだん大きくなっていることや、ランドセルの色も、昔は黒と赤しかなかったが、今では様々な色やデザインそして刺繍などの装飾が施されているものまで登場していることを紹介。子どもの教育に熱心で、子どもにお金をかけることを厭わない傾向にある中国人でさえ、日本のランドセルの価格は高いと感じると強調した。

 中国では、日本の小学生のように決まったカバンで通学するということはなく、各自が好きなカバンで通学している。だが近年、日本のランドセルは「壊れにくいうえに、転んでも衝撃を吸収してくれて、溺れた時は浮いて子どもを守ってくれる」という評判を知り、中国でも人気が徐々に高まっているというニュースをよく耳にする。実際に、日本旅行の際にランドセルを買い求めるケースも多いようだ。だが、中国人の子どもにとっては日本のランドセルは小さすぎて「教科書すべてが入らない」という声もあり、その点を考慮して買い控える中国人も少なくないそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)