日本と中国は地理的な近さから、さまざまな関わりを持ち、その関わりの深さゆえに歴史問題に象徴される争いも起こしてきた。中国メディアの今日頭条はこのほど、近代以降に中国受けた災難と中国が成し遂げた革命の多くに日本が絡んでいると論じる記事を掲載した。

 記事はまず日清戦争について、「日本がわが国に非常に大きな損害を与えた戦争だった」とし、清国は日本に敗れたことで台湾を失い、莫大な賠償金を日本に支払わざるを得なかったと指摘。一方、日本は賠償金をもとに国を大きく発展させ、侵略する側になったと論じた。

 さらに、その後も日本は中国から戦争で富を奪っていったと主張しつつ、日本の帝国主義が植民地の富をゆっくりと搾取していったのに対し、日本は戦争によって富を強制的に奪取したとし、その主要なターゲットになったのが中国だったと主張した。

 一方、近代に中国で起きたさまざまな革命運動に日本がかかわっていたのも事実であるとし、たとえば1898年に起きた政治改革運動「戊戌の変法」は日本の明治維新を模範としたものだったとしたほか、1911年から1912年にかけて起きた共和革命である「辛亥革命」を主導した自分の多くは日本に留学し、日本で学んだ人物だったとしたほか、多くの日本人もこの運動に参加したと紹介した。

 記事は、「つまり近代の中国は災難も革命も日本絡みのものが多かった」とし、それだけ日本は中国にとってさまざまな意味で「非常に因縁深い相手」であることを強調している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)elwynn/123RF)