中国では「小」という言葉には様々な意味がある。苗字に「小」をつければ親しみを込めた意味合いにあるが、「小」という言葉は時と場合によっては相手を見下して呼ぶ際にも用いられる。

 日中間で起きた過去の出来事ゆえに、中国では日本を「小日本」あるいは「小鬼子」と呼ぶ場合があるが、この場合の「小」は貶す意味で使用されている。中国メディアの今日頭条は26日、「小日本は小さくなかった」と伝え、日本人の平均身長は中国人を超えており、現代の日本人の身長は低くないことを紹介している。

 記事はまず、中国で日本が「小日本」と呼ばれるようになったいきさつについて、「昔の日本人は背が低かったこと」、「日本の国土が小さいこと」、「日本人の度量が小さいこと」が理由だと主張し、もっとも直接的な原因は、日本人の背が低かったことだと紹介している。そして、中国でも有名な日本の戦国武将のなかには現代の水準から考えれば「非常に小柄」な人が多かったと伝えた。

 続けて記事は、第2次世界大戦前後の写真を掲載し、日本人の身長はイタリア人やアメリカ人と比較して頭1つ分低かったと主張。だが、第2次世界大戦後に日本人の平均身長は急激に伸びていったことを紹介し、その原因について、小中学校で牛乳が給食で提供されるようになったことや、1954年に公布された学校給食法により、子どもたちの栄養状況が改善されたことを挙げた。

 さらに日本人の平均身長は今や中国人より高いという統計もあることを紹介し、日本人はもはや「小日本」ではなくなったと論じる一方、国力や個々の基礎体力では中国人のほうが上であると主張し、中国人の心の中ではやはり「小日本」だと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)