日本を訪れた中国人観光客が日本に対して好意的な感想を述べる一方で、「日本人は自国の優れた点を誇張し過ぎではないか」という冷ややかな意見もなかには存在するようだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本人が誇りすぎていることを中国人は冷ややかな目で見ている」とする記事を掲載した。

 記事が挙げた「日本人が誇りすぎていること」とは、たとえば、「日本の交通機関の時間の正確さ」や「日本料理の種類が多く、世界中に浸透していること」、「犯罪率が低く落とし物が戻ってくる」ことだ。確かにこれらは日本だけに限ったことではないと言えるが、「中国料理は日本料理の種類より豊富であり、中国の治安の良さも世界に公認されている」と反論した。

 ほかには「世界遺産になった富士山」についても、中国には多くの世界自然遺産があることを指摘し、「日本人は富士山を誇り過ぎている」と感じていると主張。確かに中国には富士山をはるかに超える標高の山があるため、日本人にとって富士山が持つ意味合いがわからないのだろう。

 また、「温水洗浄便座も使い慣れない者にとってはびっくりするだけ」、ギネス記録になった最も短いエスカレーターについても「中国の重慶にはアジアで最も長いエスカレーターがある」など、そこはかとなく対抗意識を燃やしつつ、日本人は大したことないことまで、自国の優れた点として誇張していると反発。

 記事の内容からは、一部の中国人がいかに日本を意識しているかがよく分かるが、それだけでなく、「日本には負けたくない」という強い対抗心も抱いていることが見て取れる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)