近年の中国の発展は目覚ましく、都市部では先進国と変わらない生活ができる。しかし都市部と農村の格差は大きく、生活水準や衛生概念、教育など、同じ国とは思えないほどの差がある。

 この点、日本はどこに住んでいてもほとんど変わらない生活ができると言えるだろう。中国メディアの今日頭条は20日、「日本の農村の真実の姿」を紹介し、日本も中国も農村部は変わらないという考えに「騙されるな」とする記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、日本の田舎の道路、田畑、日常で見かける人々、そして幼稚園の建物といった風景の写真だ。道路はいずれもきちんと整備されていて塵ひとつ落ちていないことに驚いた様子で、あまりに広々としていて「何もない感じがする」と感想を述べた。

 また、田畑で働く人々の写真からは、「機械化」が進んでいる様子が分かると伝えた。中国ではいまだに農作業で水牛などの動物が活躍している地域が少なくない。記事は、日本では農協のサポートもあり「農民が機械を使いこなしている」と驚き、きれいに耕された畑からは土地を非常に大切にしている日本の農家の考え方が感じられるという。中国のように、農薬の瓶や、除草剤の袋、ゴミなどが散乱していることはなく、環境保護意識が高いとも伝えた。

 農村部の生活も、中国人からすると驚きのようだ。記事は、家屋も都市部と変わらず、インフラや福利厚生も都市部と「差別」されていないことに着目。田んぼわきに建つ幼稚園の写真には、立派な建物と整備された広い運動場、そして良く整備された送迎バスが写っており、日本では「田舎の子どもたちでさえ都市部と同じような良い教育を受けられる」と感心し、教育に対する「力の入れかたが違う」と絶賛した。中国では、都市部と農村部とで戸籍が異なり、受けられる福祉・教育に大きな差があるためだと思われる。

 このように、きれいなだけでなく住む人の意識も高い日本の農村。どこに住んでいても、同様の基本的なサービスを受けられると言うのは、当たり前のようだが中国人からすると驚きのことのようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)