世界でも有数の自動車大国となった中国では、多くの日系車を目にする。だが、見かける車の種類は日本で見かけるものとは大きく違っている。中国メディアの今日頭条は19日、「日本で走っている車と中国人がひいきにしている日系車には大きな違いがあった」とする記事を掲載し、中国と日本で見かける自動車にどのような違いがあるのかを紹介した。

 中国では日系車に対して否定的な意見を良く耳にするが、実際には多くの消費者が日系車に乗っている。記事は、中国の乗用車市場で日系車が大きなシェアを占めていることを紹介し、データから見る以上、「中国人は日系車を非常に気に入っている」と指摘した。

 では、日本ではどのような車が消費者に受け入れられているのだろうか。記事は2016年における日本の販売台数上位はすべて日本車であり、しかも中国では決して人気ではない小型車が目立ったと紹介。また、メーカーで見ると一番人気はトヨタ車であったが、中国人に受け入れられている三菱の自動車は含まれていなかったことを紹介した。

 さらに記事は、日本に旅行に行ったことのある中国人なら「日本で見かける自動車のほとんどが日本車であることは誰でも知っている」とし、16年時点において日本で登録されている外国車の割合はたった6.4%で、韓国車や中国車はまず見かけないと紹介。中国では日系車が販売台数を大きく伸ばしているのに、中国車が日本で全く売れないのは日中の自動車産業の実力に圧倒的な差があるためだと指摘し、日本の自動車産業発展の影には、政府の政策に加えて、国民の意識が大きく関係していると主張した。

 つまり、日本国民自身が日本のメーカーの車を購入し続けてきたことが、日本の自動車産業を発展させて要因であり、これからの中国自動車産業発展のためには、中国人も中国車を購入することが必要だと論じ、中国人は積極的に中国車を支持すべきだと読者に呼びかけた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)