中国では20代で結婚し、すぐに子を産む家庭が非常に多い。そこには日本よりも家族を持つことを重視するという背景があり、結婚や子どもについては親をはじめ、周りからの圧力も大きい。こうした中国人の結婚概念から見て、今の日本の価値観はどのように映るのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本人の男女は交際する時に何を重視するか」を考察する記事を掲載。結婚を前提とした交際において、女性が男性に求めるものは、日本人と中国人では大きく違っていることを伝えている。

 記事の考察によると「今の日本社会ではモノを過度に追い求める風潮はない」とし、不景気のもとで成長した若者たちは盲目的にモノを追求するのではなく、「車を買うならば燃費の良い小型車を選び、家も賃貸を選ぶ」と紹介。一般的には家族も家を購入するよう要求しないのが日本だとした。

 中国では結婚にあたって、男性は自分の家を持ち、周りからも一目置かれる自動車を所有していることが必須条件となっている。つまり経済力こそが結婚では重要であり、時には男性の性格や結婚する本人同士の価値観よりも重視される傾向がある。

 しかし日本の女性は「男性がどれほどの財産を持っているかは最重要ではない」とし、むしろ重視するのは「男性の清潔さ」や「価値観」で、毎日髭や髪形を整えるような衛生概念を持っているかが重要だとした。また安定した収入は必要だが、自分も仕事を持つ日本の女性にとっては「人生における価値観や性格、金銭概念が自分と共通していることが大事」であり、それによって安定した生活を保つことができると考えていると説明した。

 確かに日本の男性の「自分を小ぎれいに保とうとする意識」は中国人男性より高いかもしれないが、中国の男性が不潔だというわけではない。しかし、中国の男性が結婚に当たって持ち家や自動車を所有していることを条件にされることは多いとされ、そのために高額なローンを抱えてしまう人も少なくないと言われる。中には、結婚後もローン返済に苦しみ、生活が破綻してしまうケースもあるそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)