近年、日本を訪れる中国人の数が増加している。彼らは日本で、どのようなことを感じ、何を思うのだろうか。中国メディアの今日頭条は16日、訪日中国人の見解として、日本人は何事も厳格に取り組むものの、厳格すぎて融通が効かないようにも見え、時には日本人は「間が抜けている」とすら感じると論じる記事を掲載し、その理由について紹介している。

 記事は日本人は「間が抜けている」と感じてしまう理由の1つに、デパート内に設置してある目的地の方向が記された看板を紹介。店舗の情報や方向が細かく記載された看板があるにもかかわらず、各階に案内係の女性までいたとし、こうした対応は無駄があるのではないかとの見方を示した。また、中国にももちろん案内板はあるが、地図のような表示になっていることを指摘した。

 また、「間が抜けている」と感じたわけではなく、厳格さに驚いた例としては、電車の車両内にあった表示で「携帯電話をマナーモードにすること」、「自分の鞄を前に抱えて持つか棚を利用すること」、「多くの人が座れるよう詰めて座ること」など、利用のマナーが書かれていたことを伝え、「日本はこんなマナーまで厳格に定めているのか」と驚きを示した。

 この中国人は嫌煙家だったようで、日本滞在中は「タバコの嫌な匂いを嗅がずに済んだ」ことを称賛している。中国でも近年は分煙の考え方が普及しつつあるが、実際には禁煙の場所でタバコを吸う人、小さな子どもの前でタバコを吸う人も少なからず存在する。日本でも一部でタバコのルールを守らない人が散見されるものの、中国より分煙が徹底されていることに、日本人の厳格さを感じ取ったようだ。

 さらに、日本ではゴミがしっかりと分別されていること、トイレも清潔であることなども「厳格なルールが存在するからこそ、実現できる」のだと紹介。中国人からすれば「融通がきかない」と感じられ、「あまりに厳格すぎて、時には間が抜けている」と感じるほど徹底して行っているからこそ、日本はこんなに快適な国なのだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)