日本の首都・東京は、長い歴史の中でその姿を大きく変えてきた。かつて海だった場所が埋め立てられ、巨大なベイエリアが出現するに至った。また、横浜、川崎、木更津などからなる東京湾エリア全体が、地域のみならず日本の発展を支えてきた。中国メディア・今日頭条は14日「日本の東京湾エリアの発展レベルには、思わず親指を立ててしまう」とする記事を掲載した。

 記事は「東京湾エリアは世界で最も人口の多い大都市圏であるとともに、世界で最も発展したベイエリアの1つである。エリア内には東京、横浜、川崎、千葉、船橋といった大都市のほか、横浜港、東京港、千葉港、川崎港、横須賀港、木更津港の6大港が存在。また、羽田空港や東海道新幹線などにより、日本や世界の主要都市を結ぶ立体的な交通ネットワークも構成されている」と説明した。

 また、市原、木更津、君津などの大きな工業地帯を抱え、鉄鋼、金属、石油精製、石油化学、機械、電子、自動車、造船、物流などの産業が集中しており、世界最大の工業産業地帯を形成していると紹介。金融や研究開発、文化、娯楽、商業などの中心地にもなっていると伝えた。

 さらに、東京湾内の港に世界から食糧や果物をはじめとする、あらゆるものが集まり、東京大都市圏に供給されているとした。さらに、エリア内には巨大な倉庫群もあり、3800万人規模に及ぶ大都市圏の消費を支えていると紹介している。

 記事は東京湾エリアが持つ最大の特色として「限られた範囲の中において豊かな多様性を持っていること」を挙げ、その多様性が各都市が互いに交流し、補い合うことによって成り立っているとした。

 中国では今、北京・天津・河北省や長江デルタ、珠江デルタなど、各地域で複数都市からなる大都市圏づくりの構想が進んでいる。そのきっかけは高速鉄道網の整備にあるが、地域間の連係はまだまだ十分にできていない。東京湾エリアや、東京大都市圏における取り組みは、中国の大都市圏づくりを進めるうえでのヒントになるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)