映画館での映画鑑賞というと、整然と並ぶややクッションのきいた座席に座り、ポップコーンなどをつまみながら見るというのが一般的なスタイルだが、日本にはごろ寝したり足を投げ出したりしながら作品を楽しめる映画館がある。中国メディア・今日頭条が10日に伝えた。

 記事は「埼玉県所沢市にある映画館では、1列目が何と超豪華なソファーベッドになっている。観客たちは寝転がりながら映画を楽しむことができるだけでなく、小さなテーブルの上でおやつや飲み物を飲み食いすることもできる」と説明するとともに、実際にこの映画館に設置されているごろ寝鑑賞シートでゆったりと映画を見る観客の様子を写真で紹介した。

 写真を見ると、親子連れの観客がこのシートを利用するケースが多いようである。小さい子どもを映画館に連れていく際に心配なのは、長時間座席でじっとしていられるかという問題だが、これなら姿勢を変えたり寝転がったりしても平気だ。ただ、あまりの気持ち良さに寝てしまわないかと心配になるかもしれない。

 中国のネットユーザーの多くもこのラグジュアリーなシートに興味を持ったようだ。ただ、中国の映画館には向かない可能性を指摘するユーザーが少なくない。彼らは「中国じゃすぐに寝て、終わっても全然目を覚まさない人がいるかも」、「中国じゃ映画が終わるころには子どもが1人できているかもしれない」、「これを中国で試してみろ。足の臭いが充満するうえ、ヒマワリやスイカの種の食べかすだらけになるぞ」といった感想を残している。

 まるで家にいるかのごとくリラックスした姿勢で映画を見られるだけに、なおのこと利用マナーが問われ、使う人のモラルが浮き彫りになるシートと言えるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)