今年で72回目を迎えた15日の終戦記念日、東京・九段の靖国神社には政治家、元兵士から一般市民に至るまで多くの人が足を運んだ。その中には次世代の日本を担う子どもたちの姿も数多くあったようだ。

 中国メディア・今日頭条は15日、終戦記念日に靖国神社を訪れた子どもたちの感想や意見を紹介する記事を掲載した。記事は「この日靖国神社を訪れた人びとの中で、右翼団体の代表者が『われわれはいつでも戦場に行く』と叫んでいた。しかし、国の未来を担う子どもたちはどんな思いで靖国神社にやって来たのだろうか」とした。

 そして、中学1年の男子生徒が「ここに来てみて、戦争がものすごく悲惨だったということを初めて知った。自分だったら戦いには行けない」と語り、別の男子生徒も「もし平和がなかったら、自分たちが遊べる環境すらなくなってしまう」と話したことを伝えている。

 さらに、親と一緒に靖国神社を訪れたという軍服姿の男児を紹介。「この子は戦争史が好きで、母親が毎年靖国神社に連れて来るという。戦場で戦う意思があるかと尋ねると、彼は『まさか。行かないよ』と強く首を振った」と紹介した。

 靖国神社の問題を始め、日中間に存在する政治的、歴史的な問題は簡単に解決できる問題ではない。だからといってやみくもに武力に訴えれば新たな悲劇や対立を生むことは、すでに歴史が物語っている。一市民として、戦争のない平和な時代が長く続くことを祈らずにはいられない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)pius99/123RF)