中国人はもともと生モノをあまり食べない傾向にあったが、近年は中国でも日本料理の人気が高まっていて、刺身や寿司などの日本料理を好む中国人も増えてきているようだ。中国では日本料理は決して安いものではなく、高級なイメージがあるためか、女性との初めてのデートで日本料理店を選ぶという中国人もいるらしい。

 中国メディアの今日熱点は6日、中国の一部で日本料理を高く評価する消費者がいると伝えつつ、世界3大料理に数えられる中華料理がありながら、日本料理を好む中国人がいるのはなぜかと疑問を呈した。

 記事は、日本料理は「和食」とも呼ばれていることを紹介し、この「和」という漢字が示しているのは日本という意味のほかに、「調和」の和の意味も持つと主張。そして、日本料理は「色彩」、「味」、「器と料理」など様々な調和が特徴的な料理であると論じた。

 続けて、日本料理のように色彩の調和にこだわる料理は世界を見渡してもそう多くはないとしたほか、食材と味付けの調和も日本料理の特徴であると指摘。甘み、酸味、苦味、辛味、塩味という5つの味があくまでも「素材の味」を殺さないことを前提として調和しているとし、こうした中華料理とは全く異なる味付けや見た目の美しさが中国で日本料理の評価を高めているのではないかとした。

 確かに中華料理は濃い味付けの料理が多く、素材の味を引き出すという考え方はあまり見られないと言える。舌が中華料理に慣れている中国人のなかには日本料理は味が薄すぎると感じる人もいるようだが、それでも中国で日本料理の評価が高まっているのは事実のようで、中国では日本の居酒屋も人気となっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)