現在の中国では多くの人がスマートフォンを所有している。若者はもちろん、子どもから高齢者までスマホを手にしている姿を目にする。数年前までは米アップルや韓国のサムスンなど海外メーカーのスマホが多く見られたが、最近では中国メーカーのスマホが台頭してきており、人気を集めている。
 
 中国メーカーのスマホはもちろん中国製なのだが、果たしてどれだけ純粋な中国製なのだろうか。中国メディアの今日頭条は1日、中国製のスマホについて、「どれだけの部品が正真正銘の中国産なのか」を考察する記事を掲載し、多くの中国人が持っている中国産スマホについて考察している。
 
 記事はまず、「ディスプレイ」について、中国メーカーもスマホ用ディスプレイの生産を行なっているものの、ハイエンドの機種を中心に韓国や日本メーカーのディスプレイが採用されていることを紹介。さらにスマホの頭脳に当たる「CPU」について、「独自にCPUを開発して使用している中国のスマホメーカーもあるが、ほとんどのメーカーが米国メーカーのCPUを使用している」ことを紹介した。
 
 また、中国でもスマホでの自撮りを好む人が数多くいるが、スマホに搭載されているカメラにとって必要不可欠なイメージセンサは「中国メーカーのスマホのほとんどにソニー製のイメージセンサが搭載されている」ことを紹介。つまり、中国製のスマホと言っても実際には日本や韓国、米国の部品が数多く搭載されていて、「純国産のスマホは存在しないことは明らか」だと伝えた。
 
 これに対して、中国のネットユーザーからは、「純国産なのは筐体だけじゃないか」、「そんなに日本製の部品が使用されているなんて知らなかった」といった声が寄せられていた。中国には愛国心が強い人も多いが、愛国心から中国メーカーのスマホを購入していたとしたら、確かに複雑な気持ちになるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)kobby_dagan/123RF)