中国メディアの捜狐の1日付報道によれば、米ロサンゼルスの空港で撮影されたという、日本の学生と中国の学生の行動を比較する写真が中国のネット上で注目を集めている。
 
 その写真に掲載されている日中の学生は、高校生なのか大学生なのかは分からないが、修学旅行のように団体で行動している光景が写っていて、中国の学生たちは自由気ままに行動しているものの、日本の学生は大きなスーツケースを持ちながらも、全員が一列に並んで座っている。
 
 捜狐は、中国の学生たちは「おしゃべりをしている人がいたり、座り込んでいる人がいたりなど、自由気まま」な様子が写真から見て取れると伝える一方、日本の学生は「秩序のもとで整列して座っている」と指摘し、この日中の学生の行動における対比は「中国人が真剣に考えなければならない問題だ」と伝えた。
 
 日中学生の行動を写した写真だが、どういう状況で撮影されたものかは不明であり、日本人の学生だって自由な行動を取る場合もあるだろう。だが、日本人学生が公共の場所で他の空港利用客に迷惑にならないよう、人の少ない場所を選んで静かに座っている様子は伝わってくる。記事が「中国人が真剣に考えなければならない問題だ」としたのは、中国ではこのような配慮はまず見られないからなのかもしれない。
 
 中国では以前にも、タイ・チェンマイ空港の待ち合いロビーで、日本人学生50人あまりが椅子や床に行儀よく座って読書をしていたとする画像がネット上で注目を集め、その行動に称賛の声があがったことがある。中国で称賛を集める日本人の行動はまさに、日本人の美徳と言えるだろう。この美徳が今後も失われずにいてもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)