日本の小学生の必需品といえば、ランドセルが挙げられる。日本では小学生がランドセルを背負って、自分たちの足で学校に通うのが普通の光景ではあるものの、中国ではランドセルのように決まったカバンを持つことはなく、各自が自由なカバンで登下校するのが一般的だ。
 
 そのため、多くの中国人にとってランドセルは決して身近な存在ではないが、日本を訪れた中国人のなかにはランドセルを購入する人もいて、その品質と耐久性の高さは徐々に中国でも知られるようになっている。中国メディアの今日頭条は25日、ランドセルは非常に高額だが、その値段に見合った価値を持つカバンだと伝えている。
 
 記事は、日本のランドセルについて「一般的なものでも2000元(約3万2000円)、高価なものになると8000元(約13万1796円)を超える」と伝えつつ、中国の物価水準から考えると非常に高価であると指摘。一方、中国の小学生たちが持つカバンは「安物だから、すぐに壊れてしまうのだろうか」と疑問を投げかけた。
 
 続けて、日本のランドセルのなかには、子どもたちの居場所を把握するためのGPS機能が搭載されたものや、溺れた時に浮がわりになる機能を持つものもあると伝えたほか、何より重要なのは「1つのカバンが6年間も使えることだ」と指摘。しかも、その6年というのは「小学校を卒業して使わなくなるだけで、決して壊れて使えなくなってしまうわけではない」とし、その品質の高さを高く評価した。
 
 また、ランドセルは一般的に職人が手作りしているものであり、300もの工程を経て完成する実に複雑なカバンであるとし、ランドセルの堅牢さはまさに「日本が教育をそれだけ重視していることの証ではないか」とし、同じ小学生でも「日本と中国の子どもたちが持つカバンの質の差はあまりに大きい」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)