身近なところで犯罪や事件が発生すると驚きを隠せないものだが、中国人姉妹が13日夜に千葉県の山中で遺体で発見された事件は中国でも報道され、多くの中国人に痛みと衝撃を与えた。中国メディアの今日頭条はこのほど、「留学や旅行で日本を訪れる中国人が事件に巻き込まれる危険性」について考察する記事を掲載した。
 
 今回事件に巻き込まれた姉妹の妹は留学生であったというが、最近は日本への個人旅行を計画する中国人女性も少なくない。中国ではこれまで日本の犯罪率の低さや街の安全性の高さが報じられてきたが、記事は「それを過信して自身が注意を怠ることにも危険が潜んでいる」と伝えた。
 
 続けて、日本で長く生活しているという中国人留学生の女性は「日本での生活は安全だ」と感じていると伝え、百貨店やレストランやタクシーを利用する時のサービスにも日本人の民度の高さは見て取れるとしつつも、今回中国人が巻き込まれた事件を考えると「日本での生活における安全対策を新たに考え直す必要がある」としている。これは日中の友好関係についての話ではなく、個々の人間関係においての問題として考慮すべきことだとした。
 
 別の場所から移り住んだとしても、そこに長く住むと土地の生活に順応し、生活習慣や立ち振る舞いなども地元人々と大差なくなってくるものだ。日本で長く生活する中国人も徐々に日本の生活に溶け込んで行くものだが、「中国人であるから犯罪に巻き込まれるというよりは、慣れから危険への注意が疎かになる点に危険が潜んでいる」ことを伝えた。
 
 さらに記事は、「日本に住む中国人は極力自分の身の安全は自分で確保するようにし、辺鄙な場所へ行ったり知らない人の運転する車に乗ったりせず、素性の不明な人との交友には気を付けるように」などと注意を促した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)