日本の男子サッカーU-15代表は、今月10日から18日まで中国遠征を行い、陝西省渭南市での国際サッカー大会に出場した。中国代表に4-0で快勝するなど、日本ユースのレベルの高さを改めて示したようだが、選手たちのロッカールームの使い方に、現地の関係者は深い感銘を覚えたようだ。
 
 中国メディア・今日頭条は18日「日本のU-15のロッカールームを見て、ピッチ上よりも恐ろしさを感じた」とする記事を掲載した。記事は「渭南で行われた中国サッカー協会ユースサッカー大会における、日本チームの試合後のロッカールームを撮影した写真が公開された」として、日本選手が使用したロッカールームの画像を掲載した。
 
 選手たちが帰った無人のロッカールームはきれいに掃除されており、中央の机とイス付近には、手を付けなかったバナナやペットボトルの水がきれいに置かれている。そして、使用中に出たゴミを入れたと思しき白いポリ袋が2つ並んでいる。
 
 記事は「その清潔さは撮影者の想像をはるかに超えていた。ボトルはきれいにおかれ、ロッカーも空っぽ。ちっとも乱れた様子がない。選手たちは多くのカロリーを消費して、ロッカールーム内の食べ物をたくさん食べただろうに、その痕跡が全く見られないのである」と説明した。
 
 写真を見た中国のネットユーザーからは、「これもサッカー道徳の一部。中国のサッカー学校は、ボールを蹴ることだけを教えて、人としての道を教えない」、「日本人は、これをやって当然のことと思っているのだ」、「素養、この2文字がすべてを説明している」、「われわれもやるにはやるが、他人に見せるためにやる」など、日本のユース選手のマナーを称賛するコメントが多く寄せられた。
 
 以前、サッカーの国際大会で試合後のスタンドに散乱したゴミを片付けて帰る日本のサポーターが中国で大きな注目を集めた。それからほどなくして、中国のサポーターも同様にゴミを片付ける様子が中国のメディアで紹介された。この流れで行けば、今後中国の選手たちがロッカーをきれいに片づけて帰る画像が中国のネット上を賑わすかもしれない。それが単なるパフォーマンスに終わらず、習慣として定着すればいいのだが・・・。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)gemenacom/123RF)