観光客に人気のスポットが、必ずしも地元の人間も足しげく通う場所とは限らない。むしろ、現地の人はまず行かないというスポットの方が多いかもしれない。外からやって来た人と、長年その場所で暮らしている人では、見えるものが違うのだ。
 
 中国メディア・今日頭条は15日「日本人が選んだ日本のイマイチな5つの場所が、中国人観光客にとっては非常に大好きな場所だった」とする記事を掲載した。記事は「日本は自然環境に優れ、古い建築もちゃんと保護されていることから、多くのアジア人にとって良い観光地になっている」としたうえで、中国人を含む外国人観光客に人気の観光地が、実は日本人にとってはそこまで魅力的ではないことがアンケート調査で分かったと伝えている。
 
 記事は、日本人にとってイマイチな観光地として、5つの都市を紹介。最初は大阪を挙げ「大阪は日本で最も貧しい地域であり、現地住民のモラルも低い。犯罪率が高い」などと説明した。続いて挙げたのは、四国の高知だ。交通の不便さ、地形の険しさがその理由だという。
 
 さらに、年間を通して観光客でにぎわう京都も日本人にはイマイチであると指摘。理由には「ここの住民は傲慢で、他地域の日本人を見下している」という点を挙げた。また、富士山をはじめとする美しい景色で知られる静岡は、地震が起きる確率が高いと考えられており、敬遠する日本人がいるとした。
 
 そして最後に挙げたのが、沖縄だ。「現地人は非常に冷たく、自分たちが日本人だとは思っておらず、日本が武力で奪われたことに不満を持っている」としたほか、米軍基地問題でも日本の本土に対して現地住民が非常に怒りを持っているため、日本人は沖縄にいい印象を持っていないと説明している。

 誰がどのようにして実施した調査のランキングなのかが記事には一切記載されておらず、記事の作者による憶測や偏見も混じっている可能性がある。実際、そこまでこれらの都市を嫌っている日本人は多くないように思えるが・・・。(編集担当:今関忠馬)
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