中国が宇宙開発や軍事など、さまざまな分野で急激に技術力を高めていることに対し、日本国内では警戒の声も存在するが、それはフランスでも同様のようだ。中国メディアの大小新聞は14日、仏紙ル・モンドが「中国は次々に西側の技術封鎖を突破している」と伝え、中国人は「恐ろしい」と報じたと紹介した。
 
 記事は、軍事に転用・応用が可能な技術の多くが中国への輸出が禁止されており、米国政府は米航空宇宙局(NASA)のすべての施設において中国の政府関係者の訪問を禁止していることなどを指摘し、中国は西側諸国から先端技術に対する「封鎖」を受けていると伝えた。
 
 一方、中国は西側による技術封鎖に屈していないとし、ル・モンドが「米国など西側諸国は中国人の民族的性格を理解していない」と主張したことを伝え、技術封鎖がむしろ中国人の潜在力を解放することになったと主張。有人宇宙飛行や量子レーダー、大型旅客機など、中国は近年になってさまざまな技術開発に成功していることを紹介した。
 
 さらに、米国は中国が戦闘機のステルス技術に接触できないよう厳重な注意を払っていたが、中国は結局ステルス戦闘機を開発することに成功したとしたほか、米国の衛星測位システム「GPS」を超える精度を持つ「北斗」の開発に施工したと伝えた。
 
 また記事は、ル・モンドの指摘として、「中国は3Dプリンター、人工知能、軍用ドローン、宇宙開発、量子通信、スーパーコンピューター、原子力、高速鉄道など、ナノテクノロジーなどの分野で中国は急激に技術力を高め、先行していた国を一気に追い越した」と伝えたことを紹介。技術力の急激な向上に対して、中国人は「恐ろしい」と報じたと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)