人間は食べ物なしには生きていけない。外国で長期滞在する際、現地の食生活に馴染めるかどうかが、そこでの暮らしが充実したものになるかどうかの大きなポイントの1つになる。中国メディア・今日頭条は14日、日本に滞在している中国人女性の食事を見て家族が「早く帰って来い」と勧めたとする文章を掲載した。
 
 文章は、日本で日常的に見られるような食べ物の写真を数枚掲載したうえで、家族が「早く帰って来い」と勧めた理由について説明している。その大きなポイントは「冷たい食べ物が多い」という点にあるようだ。
 
 まず紹介したのは輪切りにした太巻きといなり寿司からなる助六寿司だ。文章は「これは日本で最もよく見られる弁当。多くのスーパーで売っているのだが、実はこの食べ物は冷たいのだ。そして日本では弁当が冷たいまま食べられるのである」と伝えた。
 
 また、日本の友人の家にお呼ばれした時に出されたという食べ物も紹介。そこにはサーモンの刺身などやはり冷たい料理が映っており、「日本人は生食がとても好きであり、多くの食べ物が冷たいのだ」としている。さらに、冷めた焼きギョウザを食べることも珍しくなく「冷たいだけでなく、ちっとも美味しくない」と評している。
 
 このほか、日本の果物の値段が高いことについても言及。「日本でまるごとのスイカを食べたことがないという。日本の果物の多くは切って売られているのだ」と説明した。
 
 まるで冷たい食べ物と高価な果物しかないような、やや偏りのある内容の文章のように思えるが、中国のネットユーザーからは様々な意見が寄せられた。あるユーザーは「5日間の日本滞在で、毎日冷たい水を飲んだ。コンビニの食べ物は冷蔵品で、しかも量が少ない。最後に中国料理を食べてホッとした」という、文章の主張に賛同するような感想を残している。
 
 一方で「『孤独のグルメ』を見たことがないのか? 冷たい料理などあまり出てこないぞ」、「日本に7年留学したけど、冷たい焼きギョウザなんて見たことないぞ」との意見も。日本の食べ物に味がないという意見に対しては「日本は食材自体の味を大切にするもの」、「日本人は食材を食べるのであって、調味料を食べるのではない」との声もあった。
 
 また、中には「日本の中国料理点は素晴らしい。中国で食べるよりも美味しいからちょっと複雑な気分になる」というユーザーもいた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)