うだるような暑さの夏がやって来た。少しでも涼しげな食べ物で暑さをなんとかしのぎたくなるが、逆にアツアツの鍋を食べて大量に発汗し、暑さを吹き飛ばそうと考える人もいる。中国メディア・今日頭条は12日、世界の鍋料理を紹介する記事を掲載した。紹介した中で、日本の鍋が最も風変わりとのことだ。
 
 記事が紹介したのは、中国を代表する「火鍋」のほか、韓国、スイス、イタリア、タイ、そして日本の鍋料理だ。一番正統で一番おいしいのは「火鍋」としているが、中国人の意見としては当然だろう。
 
 韓国の鍋として紹介されたのは、まだ生きているタコを直接煮えたぎる鍋の中に投入するというもの。足が動く姿は衝撃的だが、韓国人があいする鍋料理であると伝えている。スイスからは、日本でもおなじみのチーズフォンデュとチョコレートフォンデュだ。「チーズフォンデュは鼻をつくにおいで、一般人には合わないとのこと。チョコレートフォンデュは若者に愛されている」と説明している。本場のチーズフォンデュは香りの強いチーズが使われることが多いほか、ワインがかなり入るとのこと、日本で食べるものよりインパクトが強そうだ。
 
 イタリアの鍋は、鶏肉、牛肉、ハム、エビ、レタス、タマネギ、バターなどが用いられると紹介。特に味については言及していないが、肉や魚介類、野菜から出るエキスとバターのコクでとてもおいしそうだ。シメに入るのは、やはりパスタだろうか。タイの鍋はタイスキだ。熱い火鍋をほおばりつつ冷たいお茶やビールを流し込むのが幸せだと説明した。
 
 そして、日本の鍋。記事は2種類紹介している。1つ目は「紙鍋」だ。「漏れも燃えもしない特製の紙にスープと材料が入れられており、下から加熱すれば通常の鍋同様に食べられる」と紹介した。2つ目は「ミニ鍋」、すなわち1人前の鍋である。鍋料理といえば大きな1つの鍋を複数の人数で囲んで食べる、という印象が強いようで、銘々で楽しむ「ミニ鍋」は中国の人にとってはかなり奇抜に思えるようだ。(編集担当:今関忠馬)