2020年の東京五輪まで、早いものでもうすぐ3年を切ろうとしている。中国メディア・今日頭条は12日「日本の五輪デザインで、われわれが学ぶ価値のあるものはなにか」とする記事を掲載した。
 
 記事は「日本の東京で開催される2020年五輪のデザインは、全体的にオリエンタルな特色を帯びた美しさがあるほか、現代そして未来の時代感にも事欠かない」と紹介。「中国と日本は同じアジアの国。政治的な要素はさておき、われわれは日本の良いものを学び取る必要がある。彼らの精緻さやまじめさ、そして東洋文化を残している点を見習わなければならない」とした。
 
 そのうえで、東京五輪のロゴデザインコンペで作品が時点となった日本の著名デザイナー・原研哉氏のデザイン案を紹介。「五輪およびパラリンピックのロゴデザインはいずれも球体で、それぞれ心の躍動や天体を示している。用いられている赤と金の色は、日本の伝統における情熱と活力を示すとともに、果敢に金メダルを目指すという意味も含んでいる」と説明した。
 
 また、そのデザインは「伝統と現代の完璧な融合である」と評価。ロゴをモチーフにした各種競技のアイコンは活力に満ちている。また、コスチュームについても、和服と現代ファッションの素晴らしい融合だと評価している。
 
 記事を読んだ中国のネットユーザーは「デザイン分野では中国はまだまだ努力が必要だ」、「少なくとも30年は差がある」、「デザインに日の丸をちゃんと取り込んでいる」、「デザイナーの巨匠はみんな日本人だもん。中国人は少ない」、「リオ五輪の最後の8分間を見て、日本と東京の差を知った」といったコメントを寄せた。
 
 原氏のデザイン案は残念ながら実際の東京五輪の場で見ることはできないが、中国のネットユーザーには「次点作でさえこれほど素晴らしいのか」という印象を与えたようである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)voyata/123RF)