銀座のメインストリートを歩いていると、巨大な赤いクリップがついた建物が目に飛び込んでくる。日本を代表する文具店の伊東屋だ。長い歴史を持つ伊東屋の本店は、2015年にリニューアルした。中国メディア・今日頭条は12日「銀座にある12階建てのビル、なんと文具専門店だった 入ったらもう出てきたくない」とする記事を掲載した。
 
 記事は「東京の銀座に、狭い12階建てのビルがある。伊東屋という名前で、日本最大の文具専門店と称されているのだ。創業は1904年で、113年の歴史を持つ。いわば銀座の栄枯盛衰を見てきた歴史的な店だ。ここには文具がなんでも置いてあるだけでなく、総合的な生活用品を売る店になっているのである」と紹介した。
 
 また、日本人の文具に対する愛着ぶりについて「たとえ生活のストレスが大きくても、身の回りの文具や小物によって、喜びや癒やしを得るのだ」と説明。そのうえで、伊東屋本店のフロア構成を伝えた。1階にはグリーティングカード、2階には手紙関連の文具、3階には事務用品、4階には手帳、5階には旅行をテーマにした各種小物、6階には家庭用の生活小物や収納用品、7階にはありとあらゆる材質やデザインの紙、8階には包装紙や和紙、折り紙が売られているとしている。
 
 さらに、9階は未開放のオフィスエリア、10階はレンタル利用可能なビジネスラウンジ、11階は野菜の水耕栽培ファーム、12階にはカフェがあると説明。記事は「伊東屋は銀座に不可欠な存在。商品自体はもちろん、ディスプレイや店の風格、装飾も含め、伊東屋には学ぼうとしても学べない、心で会得するほかない『匠の精神』がはっきりを表れているのだ」と伝えた。
 
 爆買い現象は収まったが、それでも銀座をぶらつく中国人観光客はなおもたくさんいる。彼らの多くが、赤いクリップに足を止め、大きな回転ドアを回して中に入ったことだろう。ネットユーザーからは「文具ファンの私は、ここに入ったらどれだけ散財することか・・・」「、このお店は本当に楽しい・・・」といったコメントが寄せられた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)