幼少のころに受けた教育は、その人の習慣や価値観に大きな影響を及ぼす。それゆえ幼稚園や小学校での教育は非常に大切なものである。中国メディアの網易は5日、「中国の大学生は日本の小学生にすら劣る」と論じる記事を掲載し、中国の小学校の教諭が、日本の小学校を視察に訪れた際の体験談を紹介した。
 
 記事は、日本の小学校を視察に訪れた中国の小学校の教諭たちが、日本人の小学生たちと給食を一緒に食べた際の体験を紹介している。日本の学校給食は毎日献立が違っていて、肉や野菜など子どもの成長に必要な栄養が摂取できるよう計算されていたと驚きを示し、「味付けは普通だが、食材には気を使っていることが良く分かった」と伝えた。
 
 さらに「日本の小学校では、白衣と帽子、マスクを身に着けて、生徒が自分たちで給食の準備をしていること」、「皆が席に着くまで給食を食べずに待っている」ことに驚いたことを紹介した。
 
 また、「瓶入りの牛乳に付いているビニールと紙で出来たキャップを分別して処理していた」ことを紹介し、「日本の環境が非常に良いのは、こうした教育から来ている」と指摘。さらに「日本の小学生は給食を残さず食べているのに対し、中国の生徒は食べ残しがたくさんある」ことを紹介し、「自分達の教育が行き届いていないことに恥ずかしくなった」と主張したほか、日本の小学生たちは食べ終わった食器を自分達で片付けること、テーブルをきれいに拭くこと、食後には歯磨きをすることなどを紹介した。
 
 最後に記事は、中国にある大学の食堂の様子を多くの写真と共に紹介した。写真を見てみると、テーブルの上には食器と共に食べ残しが大量に放置されていて、見るに耐えない光景であり、記事は「中国の大学生は日本の小学生に及ばない」と指摘した。
 
 中国では食事は食べ残すことが当たり前という風潮があり、日本と中国の食事に対する習慣や考え方の違いはあるものの、日本では食べ物を大事にすることや、小学生のときから食事の準備や後片付けをさせる教育は中国人にとっては新鮮で驚きに満ちていたようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)