「必要は発明の母」という言葉がある。発明というと奇抜なものを作るイメージを抱きがちだが、その根底にあるのは人間の生活をより豊かに、便利なものにしようという「必要性」なのだ。中国メディア・今日頭条は11日「日本人が発明した、超使える10大発明」とする記事を掲載した。
 
 記事は「日本人のデザイン力、発明力が相当高いというのは疑う余地がない。しかも、物事に対して非常に勤勉かつ真剣に取り組むのである」としたうえで、日本人が発明したとされる、今や現代の生活に深く浸透し、日常的に用いられいてるものを10点挙げて紹介している。
 
 最初の5つはエアバッグ、「冷えピタ」、使い捨てカイロ、擦ると消えるペン、シャープペンシルだ。現在では世界じゅうのどの自動車にも標準装備されており、ドライバーの安全を守っているエアバッグは小堀保三郎氏が発明したもの。約50年前に発明され特許を取得するも実用化されぬまま開発費用捻出に行き詰まり自殺するという悲劇の発明者だった。メルセデス・ベンツが世界で初めて実用化させたのはその数年後だった。
 
 「冷えピタ」は中国人観光客が日本を訪れた際に好んで買って帰る医薬関連品の1つとされており、中国人にとってはとくに「偉大な発明」と言えそうだ。シャープペンシルは発明ではなく、初めて実用化に成功したのが日本人ということのようだ。
 
 残りの5つは胃カメラ、電子炊飯器、乾電池、カラオケ、レトルトカレー。乾電池を巡っては先日、戦前に製造されたと思しき乾電池が現在もちゃんと発電することが日本のネット上で話題になり、中国でも紹介されて関心を集めた。
 
 中国のネットユーザーからは、インスタントラーメンを挙げる声もあった。また、あるユーザーは「一番すごいのは、自動マージャン卓。これを考えた人の頭は柔らかすぎる」との意見を残している。確かに、ボタンを押すだけで一瞬にして牌の山が出現するというのは画期的であり、その出現は衝撃的だったことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)