読書を愛する人や、研究を志す人にとってとてもありがたい存在なのが、街に存在する大小さまざまな図書館だ。図書館には数えきれないほどの書籍が並んでいるが、中国に関連した書籍や、中国語の書籍も数多く置かれているようである。
 
 中国メディア・今日頭条は10日「日本の図書館には、どうしてこんなにたくさんわれわれ中国の本があるのか」とする記事を掲載した。記事は、日本の図書館内で撮影した画像を数枚紹介。最初に紹介した写真には、西遊記や水滸伝、三国演義をはじめとする中国の古典作品のほか、近現代の文学作品の書籍まで並んでおり、記事も「三国演義に水滸伝、中国古典四大名著が全部揃っているではないか」と感嘆を示した。
 
 続いての写真はDVDコーナーの棚を撮影したもの。「康熙王朝」、「紅楼夢」といった中国の映像作品の日本盤が並んでいる。記事はまた、図書館に置かれていた1冊の中国語辞典の中身を紹介。どうやら慣用表現辞典のようで、「この辞典を見て、日本人がこんなに努力しているのだということを知った」としている。記事はこのほか、3年前に出版されて話題を集めた短編集「乖,摸摸頭」(よしよし、いい子だ)まで書架に置かれていることに注目した。
 
 日本の図書館に中国語の書籍や映像作品が数多く置かれているのは、中国語の学習者が多いからというよりも、現地で暮らす中国人住民の数が多いからだろう。ある中国のネットユーザーは「それは、多くの中国人が日本で生活して税金を納めているからだ」とコメントしている。一方で、「乖,摸摸頭」が日本で読めることに驚きを示すユーザーもいた。
 
 また「多いのは中国の本だけじゃない。日本の図書館は種類が非常に豊富なのだ。少なくとも読書という面において、中国人はもっと強くならなければ」といった意見も見られた。図書館は市民が手軽に利用でき、見識を広められる学びの場。しばらく足が遠のいてしまっている人も、冷房の効いた図書館にちょっと立ち寄ってみてはどうだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)