国力の強化とともに、中国の製造業も高い技術力を持ち始めている。特に太陽光パネルなどの一部分野における発展は、目を見張るものがある。その一方で、日本がリードし続けている分野も少なくない。中国メディア・今日頭条は7日「日本の工業製造を見て、あなたは恐ろしさを感じるか」とする記事を掲載した。
 
 記事は、日本が鋼鉄技術において、世界をリードする地位にあるとし、ドイツの自動車鋼板の多くが、日本の技術を取り入れたものであること、航空機のハイテク素材や原子力発電の圧力容器製造技術で、日本の技術が圧倒的なシェアを持っていることを伝えた。
 
 また、数年前には神戸製鋼が画期的な製鉄方法を発明したと紹介。これまで主流だった高炉を用いることのないITmk3というこの技術は、高品位の鉄鉱石やコークスを必要としないうえ、下処理設備も不要であり、全ての製造過程が10分ほどで完了してしまうという「神秘的な技術」であるとした。また、二酸化炭素の排出を顕著に減らしたうえで、純度が極めて高い成型鉄を生産することができると説明した。
 
 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「どんな業界の最先端技術においても、日本は中国を完膚なきまでに秒殺できることだろう」、「自らの工業技術の発展に専念してこそ、日本人を追い抜くことができる」、「日本人は何をするにも細やか。1つの国について研究する上でさえそうだ。だから、小さい体で大きな者と戦えるのだ」といったコメントが寄せられた。
 
 また、中国は製造業の発展もそこそこに、不動産やサービス業や金融業へと発展の軸を移してしまっているとの指摘も。「もっと現実的な事柄に取り組まなければ、歴史の悲劇を繰り返すことになりかねない」とするユーザーもいた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)salman2/123RF)