中国メディア・今日頭条は6日、「クルマを知らない人が日本車を買う、中途半端に知っているひとがフォルクスワーゲン車を買う、最後にクルマを知ると日本車を買う」とする記事を掲載した。
 
 記事は「本当にクルマのことを知っている人は少なく、容易にミスリードを受けやすい。実際、多くの日本車やドイツ車への攻撃の大多数は、悪意ある宣伝や真相を知らない群衆によるものだ。くれぐれも他人の言うことを鵜呑みにしてはいけない」としたうえで、4つの点から日本とドイツの自動車について客観的に分析した。
 
 1つ目は、故障率について。これは日本車がリードしているとし、「日本車は変態的な品質コントロールに加え、多少古い技術でも成熟して信頼できるものを採用するという聡明な戦略によって、故障率がとても低くなっている。ドイツ車は立ち上がりが早く、メンテナンスが便利で、販売数が多いのだが、これにより質が優れているという錯覚を生んでいる。実際ドイツ車の方が故障率は高い。自動車の質は販売数とは比例しないのである」と論じた。
 
 2つ目は、安全性についてだ。これはどちらも甲乙つけがたいとしている。「日本車は皮が薄く安全性が低いとよく言われるが、実際自動車の安全性評価で唯一信頼できるのは衝突安全性テストのみ。その結果を見ると、ドイツも日本も米国も韓国もほとんど差がないのだ。皮ではなくボディの構造が重要だというのは、クルマを勉強した人ならみんな知っている」とのことだ。
 
 3つ目は「ブランドのイメージ」とし、この点については日本車の完敗だとした。中国人はメンツで自動車を買うため、経済的なハイブリッド車よりも、ベンツの高貴さ、アウディの静かな豪華さなどを愛すると説明している。
 
 そして4つ目はドライブフィーリング。これもドイツ系が一歩リードしているとの評価だ。安定性やメカニックな部分ではドイツ車に勝るものはなく、それゆえ日本車は快適性や燃費といった自ら得意とする部分に特化していったと解説した。
 
 記事は最後に「どの自動車にもそれぞれの特徴がある。楽しみがあるドイツ車、実用性の日本車、どちらを選ぶかは自分のニーズ次第だ。くれぐれも大衆消費心理に流されて、自分に合わないクルマを買う羽目にならないように」と呼びかけた。
 
 それぞれに特徴があり、個性があるからこそ、自動車選びは楽しい。ある人にとって短所であっても、別の人にとっては大きな長所の可能性だってある。より多くの中国の消費者が、自分にマッチした自動車を手に入れることを願いたい。(編集担当:今関忠義)(イメージ写真提供:123RF)