中国メディア・今日頭条は4日「日本の折り紙の神が作ったペンギン爆弾が、さまざまなブラックテクノロジーを完全に打ちのめしている」とし、日本のペーパークラフト職人・中村開己さんの作品を紹介する記事を掲載した。
 
 記事は「今の世の中、ハイテクを標榜するおもちゃは数多存在するが、これから紹介するシンプルな折り紙作品に比べれば、みな全くもって大したことはない」としたうえで、中村さんのペーパークラフト作品で日本のネット上でも話題になった「ペンギン爆弾」を映像付きで紹介した。この作品は、紙で作った立体的なペンギンを頭から平らに潰し、それを地面に落とすとぴょこんと跳ね上がって自然と元の姿に戻るというものだ。
 
 さらに、裏返しになっている腹の部分を指で押すとひっくり返るカメ、転がすと中からヒヨコが出てくる卵、押しつぶすと中から猫が出てくる筒、中身を引っ張ると出てくるライオンが指に噛みつく封筒、背中を押すと大きな口をぱっくりと開けるワニ……といった、さまざまなおもしろいペーパークラフト作品を紹介している。
 
 そして、これらの「神のようなおもちゃ」が、本当に紙と輪ゴムだけでできていると説明。「爆弾」作品の作り方を説明する動画も併せて掲載し、「これほどの深い工夫があれば、シンプルで人目に付かないような折り紙作品でも遊べるのだ」と評した。
 
 記事は、中村さんを「折り紙の神」とし、その作品を「折り紙」と紹介しているが、実際は折り紙ではなくペーパークラフトである。ただ、折り紙は日本の伝統文化として中国はもちろん世界的にも有名になっており、ペーパークラフトにも紙を折る工程があることから、中村さんのアイデアと作品を「折り紙」と説明するのも全く理解できないわけではない。そこにあるのは、中村さんとその作品、そして日本の折り紙文化に対するリスペクトだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)