今や日本を代表する麺料理で、外国人からも人気が高いものと言えば、ラーメンである。ラーメンにも様々な種類があり、とても1度や2度の旅行で食べ尽くせるものではないが、中国メディア・今日頭条は2日「日本を旅行してラーメンしか知らないのであれば、こんな美味しいものを見逃すことになる」とする記事を掲載した。
 
 記事は「日本旅行でラーメンばかりを食べていたら、それは不十分だ。お蕎麦は、より日本の麺食文化の多様性を表していることだろう。蕎麦屋に入ると、カレー蕎麦や天ぷら蕎麦、月見蕎麦など全国共通の蕎麦メニューがあり、食べてみる価値がある。一方で、多くの地域でご当地限定のユニークな蕎麦料理が供されているのである」としたうえで、岩手県、沖縄県、福島県、島根県で食べられる郷土の蕎麦料理を紹介している。
 
 まずは岩手のわんこ蕎麦からだ。わんこ蕎麦は岩手県の花巻や盛岡限定の料理であり、最大の特徴は蕎麦がとても小さいお椀に分けて盛られており、店員がお代わりの手伝いをし続ける点であるとした。お腹いっぱい蕎麦を食べたい人にはとても良いシステムであり、現地では毎年12月にわんこ蕎麦の大食いコンテストが行われ、優勝者は現地のスター的扱いを受けると説明した。
 
 続いては沖縄の沖縄そばだ。「蕎麦」ではなく、小麦粉の「そば」なのだが、記事はこれを「特別なもの」として紹介している。その見た目は中華麺に近く、蕎麦よりも太くして弾力があるとし、最も正当な沖縄そばは麺の上に煮込んだ豚肉の塊が載っており、ネギと生姜が添えられていると伝えた。
 
 さらに、福島の高遠蕎麦を紹介。この蕎麦はネギを箸の代わりにして食べることで有名であるとした。また、島根の出雲そばは3段の丸い器にそれぞれ蕎麦が盛られており、器の上に出汁をかけ、海苔やネギを盛り付けると説明している。
 
 蕎麦の食べ方もさることながら、蕎麦の種類も10割蕎麦、二八蕎麦などさまざまなバリエーションが存在する。「新蕎麦」というと秋をイメージするが、夏にも北海道を中心に「夏新」と呼ばれる新蕎麦が出回る。ちょうど今は「夏新」の時期だ。冷たいぶっかけ蕎麦で、夏の暑さを吹き飛ばしたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)