日本のラーメンは中国でも「美味しい料理」と認知されていて、中国のラーメンと区別するために「日式ラーメン」と呼ばれている。中国にはラーメンのほか、タンタン麺や刀削面など、非常に数多くの麺料理が存在するものの、そのいずれも「日式ラーメン」とは別物であり、「日式ラーメン」の方が美味しいと考える中国人も少なからず存在するようだ。
 
 中国メディアの今日頭条は30日、日本にはミシュランガイドに掲載されるラーメン店が複数あることを指摘したうえで、日本のラーメンが中国の数々の麺料理を凌ぐだけの人気を獲得している理由について考察している。
 
 日本のラーメン店は近年、米国や英国など欧米にも積極的に進出しており、現地の消費者の間で大きな支持を獲得し、消費者が行列を作るほど人気となる店も少なくない。記事は、日本のラーメンは中国の「拉面」が日本に伝わり、日本で独自の進化を遂げたうえ、日本を代表する料理の1つにまで昇華した存在であることを紹介した。
 
 さらに、中国には刀削面やジャージャー麺、蘭州牛肉麺、タンタン麺、ワンタン麺、重慶小麺、臊子麺、龍須麺など非常に多種多様な麺料理があることを指摘する一方、「日本のラーメン店が美食ガイドであるミシュランガイドに掲載されているということは、日式ラーメンのほうが中国の麺料理より美味しいということなのだろうか」と疑問を呈した。
 
 一方で、中国人にとっても日式ラーメンが「美味」であることは間違いなく、一杯のラーメンを作るために日本のラーメン職人は膨大な手間と時間をかけていると指摘したほか、日本のラーメン店は「内装やデザインに凝っている店が多い」と紹介。店内が清潔であることはもちろん、独自の内装は非常に精緻である場合が多いとし、「中国人にとって食事の環境は非常に重要であり、日式ラーメン店の独特な雰囲気が日式ラーメンと中国の麺料理との差別化に寄与している」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)